印半纏|ジャパンヴィンテージ 昭和中期の木綿・家具の丸進「丸に進」の大紋
〜お客様へのお願い〜
ご注文前に必ず、FAQを必ずご覧ください。
店の屋号と背中の印が、看板になる印半纏。
印半纏には、日本の商いと働く人の暮らしが重なっています。
店先に立つ姿。荷を運ぶ背中。通りを行き交う人の目に入る、襟の文字と背中の大紋。
揃いの服は、誰がどの店の人なのかを伝えるものでした。声を掛けるより先に、衣服が店の名を知らせます。そこには、働くための実用と、屋号を見せる心意気があります。
印半纏は、屋号や所属を表す文字・印を入れた半纏です。商店や職人などの仕事着として用いられ、衣服であると同時に、その人が背負う店や仕事を示す役割も担っていました。今日のロゴ入りの服にも通じますが、文字の配置や大紋の見せ方には、日本の商いならではの意匠の面白さがあります。
昭和中期頃の「(株)家具の丸進」の木綿の印半纏です。
両襟には、白い文字で「(株)家具の丸進」。
背中には、丸の中に「進」。
丸と進で、「丸進」です。
屋号をそのまま文字で見せる襟と、文字と図形で読み解かせる背中。同じ名を二つの方法で表す、その洒落が粋です。大きな白い印は力強く、それでいて構成は潔く、濃色の木綿地にくっきりと映えます。飾るためだけに考えられた柄ではなく、店の名を伝えるための意匠だからこそ生まれた、かっこよさがあります。
この半纏を眺めていると、家具を扱う店の仕事の風景が浮かびます。店先に並ぶ家具、品物を受け渡す手、お客様と向き合う襟元、荷とともに動く背中。実際にどのような場面で着られたかは分かりませんが、残された屋号は、一着の向こうにあった商いの気配を今に伝えてくれます。
木綿地には色落ちや汚れ、袖にはダメージが残っています。誰が、どれほど着たのかを詳しく知ることはできません。それでも、均一ではない生地の表情からは、保管されていただけの服とは異なる、使われてきた衣服の時間が感じられます。古い仕事着を選ぶ面白さは、形や柄だけでなく、こうした痕跡にもあります。
濃色と白の力強い表情に、袖を捲ることで別の色が加わります。屋号を背負った仕事着を、今の暮らしでは気負わない羽織として。白いTシャツやデニムに合わせるだけでも、昔の商いの意匠が自然に日常へつながります。
人気のある印半纏ですが、古い個体は次第に見つかりにくくなっています。屋号も、生地の色も、使い込まれた表情も、それぞれ異なります。
新しい服を次々と消費するのではなく、残された衣服の背景を知り、これからも着ていただくこと。暮らしと仕事の記憶を持つ木綿の一着は、そんなスローファッションの楽しみ方にも寄り添います。
■ 商品詳細
・素材:表地・裏地ともに木綿
・年代:昭和中期頃
■ 実寸
・着丈(後方襟付根〜裾先):68cm
・身幅(脇下横直線):65cm
・肩幅(両肩横直線):64cm
・袖丈(肩頂点〜袖先):34cm
・スリーブ巾:28cm
・袖先巾:22cm
※多少の誤差はご了承ください。
モデル身長:171cm
■ コンディション
襟に色落、袖にダメージ、裏地にやや汚れがございます。
発送時は折りたたんで、圧縮して梱包いたしますので、皺が生じる場合がございます。
古い物に、ご理解の無い方はご注文をお控えください。
当方で二度洗濯しております。古物特有の匂いがございます。ご注文後、洗濯や着用により、ダメージや匂い戻り等が生じたとしても返金や交換の対象外です。あらかじめご理解いただける方のみご注文ください。
■注意事項■
・アジと思われる些細な汚れやダメージなどに関しましては記載しない場合がございます。説明以外に気になる点がございましたら、お気軽にご質問下さい。
・モニター環境によって実物との色の差異が生じる事が御座いますので、気になる方は必ずご質問下さい。
・和服は海外の製品に比べ、耐久性を重視して作られておりません。雑に着たり、洗濯をすると解れたり、破れたりすることがございます。
・脇下の穴(身八つ口)がある物は腕を通してしまい、破けてしまう事が稀にあります。
・お届け先が海外の場合、関税の支払いが発生する場合がございます。支払い義務は購入者の方にございますので、お支払いください。また、支払いに関するクレームや返品等は一切お受け致しません。
・モデル着用の他のアイテムや撮影小物等は付属致しません。
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