2025/05/18 15:35
大正から昭和初期にかけて仕立てられた、
繊細な絣模様が目を引く一着です。
書生絣のような細かな柄が生み出すリズムと奥行きは、
日常の装いにも自然に溶け込みながら、静かな個性を放ちます。
深みのある藍染の色合いと、
木綿ならではのやわらかく馴染んだ風合い。
見た目の美しさだけでなく、
手にしたときに感じる素材の温もりにも魅力があります。
ローブのように軽く羽織れば、
普段のコーディネートがどこか新鮮に映ります。
また、古布としてリメイク素材に用いても、
十分な存在感を発揮してくれることでしょう。
ジャパンヴィンテージに惹かれる方、
既存のファッションに飽きてきた方にこそおすすめしたい一枚です。
世界的にも注目が高まる一方、
このような着物は年々数を減らしています。
一点ものの魅力を、ぜひ実際にご覧ください。
