2025/06/29 18:33

日々の慌ただしさの中で、ふと立ち止まり、昔の時間に触れる瞬間があります。

今回ご紹介するのは、昭和の時代にひっそりと仕立てられた藍染のバンドカラーシャツジャケット。深みのある藍色は、まるで過ぎ去った季節の記憶をそのまま閉じ込めたかのように静かに語りかけてきます。

ざっくりとした木綿の織り目は、肌に触れるたびに自然のぬくもりを伝え、時を経るごとに色や質感に味わいが増してゆきます。量産品にはない手縫いのサイズタグや左右の裾ポケットなど、細部に感じる職人の気配はまさに“人の手仕事”の証。

未使用のまま眠っていたデッドストックの布をワンウォッシュ、やわらかな風合いと共に新たな物語が始まります。シャツとしても、軽い羽織りとしても活躍し、現代の暮らしにすっと馴染む佇まい。季節の変わり目に優しい一枚として、あなたの日常に静かな彩りを添えます。

ぜひ、この時間を重ねた一着と出会い、藍の深い色と手仕事の温もりを感じてみてください。


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