2025/07/17 16:41

葉模様や鶴柄、無地の袖などが大胆に組み合わされた、昭和中期の半襦袢。近年注目が高まるジャパンヴィンテージの中でも、個性際立つ一点物のテキスタイルとして注目されています。インテリアやコレクションとしても映えるヴィンテージをお探しの方におすすめです。


今回ご紹介するのは、昭和中期頃に仕立てられたヴィンテージの半襦袢です。

肌着としての役割を担っていた半襦袢ですが、本品は実用衣料というよりも、アートとしての価値に重きを置きたくなるような一着。

全面に広がる葉模様の表地と、裏面には鶴や葉柄、袖には無地生地などが組み合わされた、いわゆる“クレイジーパターン”の構成。素材は当時広く使われていたモスリンや木綿で、時代を経た柔らかさと色合いが、今では再現できない深みを持っています。

近年、国内外で着物や古布をはじめとするジャパンヴィンテージへの注目が高まりつつあります。アートとしての独自性や、民藝的な価値観への共感が広がるなかで、こうした一点物のアイテムは、インテリアとして壁に飾ったり、ガーメントラックに掛けて空間演出として活用する方が増えています。

昭和の暮らしの中で育まれた実用品が、いま新たな美意識のもとに再評価される時代。
「アート」を大切にしたい方に、ぜひ手に取っていただきたい半襦袢です。


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