2025/08/01 17:19
昭和初期から中期にかけて仕立てられた縞木綿の野良着。素朴な美しさと古布ならではの風合いが魅力です。

野良着は、かつて農作業や日常の労働に従事する人々の間で広く着用されていた日本のワークウェアです。特に昭和初期から中期頃に仕立てられたものは、木綿生地の質感と縞模様の美しさ、そして使い込まれたことで生まれる柔らかな風合いに、多くの魅力が詰まっています。
今回ご紹介する野良着は、縞模様の木綿地を使用し、裏地は無地。リバーシブル仕様ではありませんが、裏面を見せて羽織るなど、ファッションとして自由に取り入れて楽しめる一着です。
近年では、こうした日本の古布に注目が集まり、特にリメイクやアップサイクルを好む方々の間で、素材としての価値も高まっています。国内だけでなく、海外のアーティストやデザイナーの間でも評価が高く、手仕事の痕跡や経年変化が「唯一無二の美」として再評価されているのです。
昭和の時代を映す実用衣としての背景を持ちながら、今の時代の感性で楽しめる野良着。ヴィンテージファッションとして、またはリメイク素材として、あなただけのスタイルにぜひ取り入れてみてください。
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