2025/09/16 18:17
長い時間を超えて残った一枚
昭和中期に作られた藍染絣の前掛けが、使われることなく今まで大切に保管されていました。水通しもされていない未使用の状態は、当時の空気をそのまま閉じ込めているようで、時代を超えて手元に届いたこと自体が特別に感じられます。
暮らしの中に息づいたデザイン
直線的な形に加え、前面には実用的なポケットが備えられています。その縁を彩る手ぬぐいの布地が、質素な中にもさりげない個性を与えており、生活の中で愛着を持って使われることを意図して作られていたことが伝わってきます。
リメイクやハンドメイドの素材として
この前掛けは、そのまま使うだけでなく、リメイクやハンドメイドの素材としても魅力的です。鮮やかな藍色と絣模様を活かして、バッグや小物、洋服などに仕立て直すことで、自分だけの作品を作る楽しみが広がります。過去の時間を纏った布に、新しい物語を重ねていく──そんな楽しみ方ができるのも、この前掛けの魅力です。
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