2025/10/05 18:05
街を歩けば、どこかで目を引くヴィンテージの風合い。
今回ご紹介するのは、旧日本陸軍下士官用ウールマント。落ち着いたオリーブドラブ(OD)色が印象的で、クラシックなミリタリーの風合いが魅力です。
下士官用に簡易仕立てで作られたこのマントは、実用性を重視したデザインが特徴で、防寒性の高さも見逃せません。
戦後には民間へ流通し、学生や会社員、農漁業関係者など、さまざまな人々に着用されていた可能性があります。前立ての木製アンカーボタンは、後年に交換されたと考えられます。
ライニングは欠損しており、タグや刻印はありませんが、ウール素材の厚みと経年による独特の風合いは、現代のストリートファッションやヴィンテージコーデにも自然に馴染みます。
海外のミリタリーヴィンテージ愛好者やコレクターの間でも評価が高く、ジャパンヴィンテージならではの希少性とデザイン性は、シンプルながらも存在感のあるアクセントとして日常のコーディネートに取り入れることが可能です。
年月の経過とともに姿を消しつつあるアイテムだからこそ、ヴィンテージ好きやミリタリー愛好者にとって、手に入れる価値の高い一着となっています。
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